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書評・ヒーロー

さ!なかなか読み進まなかった本を一冊消化したぞ



今回の本は


ジェフ・ジャービス 「グーグル的思考 Googleならどうする?」


です。





まずなかなか読み終わんなかった理由だけど、単純に俺が嫌いな部類の考えを延々と書いてる本だったから、なかなか読む気になれなかっただけw





まあでもこの本に書いてあるような世論が多数を占めてるからねぇ…なんとか飲み下さないといけないわけだ。








さて、愚痴はこんなもんで内容に入るが、簡潔にまとめればタイトルの通り「Googleすげー」本である。



序盤はGoogleがどのようなスタイルで急成長し、さらに躍進を続けてるかを書いてる。



そこから段々Google中心から離れ、様々な業界の現状、そして結局Google的(というよりオープン思考)解決方法を述べるといった構成になっている。


そして最終章ではそのオープンな社会が今後どういったコミュニケーションを生み出していくかといった予想に触れる。



この本曰く「おーぷんは正義!!」らしい。なんでもオープンにして消費者との対話を推し進め、果ては消費者に全てを任せろという。



一部で正しい考えだとは思うが、本音を言えば馬鹿じゃないかと思う。



確かに現状では消費者思考がまだまだ不足で、大衆が真に求めるものを捉えて販売することが他社を追い抜く好手となるかもしれないが、それをいつまでも推し進めれば行き着く先は大衆というどこにもいない曖昧な人格を反映した均質した製品群か、一部の人間の志向に引っ張られた愚かしい異端を誰も異端と思わない歪んだ価値観が支配する世界ではないだろうか。



そもそも人類がここまで発展してきたのは、元々少数のグループで生活に必要な一切を行ってた時代から、分業により様々な分野が飛躍的に発展し、それらをまとめる人間の力で全体の統率を保つ優れた集団分業の時代へ発展できたからではないか。



つまるところ、このところの個人主義を、いいものだいいものだなどど押し進めるのは、その優れた分業携帯の破壊につながる恐れがあるんじゃまいか。もとい、あるんじゃないか



















とまあ適当なことを並べたところで世間一般はそんなこと思ってないし、多分世間が正しいし、俺がアンチな自分が好きなだけで…



それに冷静に考えてみたら製品が個人思考でも、人々はソーシャルメディアでつながりを保つ。結局のところ優れた集団思考はそのまま残るのではないか。



うん。これはいい考えだ。こう考えるといいな。うん「Googleばんざい」だ




















話を変えて、まあ少し関わる話なんだけど。



俺はコードギアスが好きだ。まあ好きな人はたくさんいると思う。嫌いな人も(笑)



あの作品を少し違う目で考えてみた。



ルルーシュはブリタニアを破壊するために黒の騎士団を組織して戦いを挑むが、その真の目的はいつだってナナリーの幸せのためだ。



これをそのまま企業に当てはめて考えれば、ルルーシュはかなり理想的な起業家ではないだろうか。



どんなときも「企業理念」として「ナナリーが幸せに暮らせる世界を創る」ことを第一義とし、そのための戦略として「戦争の抑止」「ナナリーには嘘をつかない」「ブリタニア帝国を破壊する」ことを重視する。



さらにそのための戦術としての「黒の騎士団による様々な作戦」「ナナリーの前ではただの優しい兄となる」ことを実行していく。



ここまではまあある意味順当かもしれないが、本当にかっこいいと思えるのはR2以降の姿である。



「R2」の中盤、宿敵であるシュナイゼルの策略で、彼の正体が黒の騎士団にバレた際、ルルーシュは弟(のフリをしていた)ロロに救われなんとか逃げ延びる。自らの手足となっていた黒の騎士団を失い、唯一彼の全てを理解してたC,C,も記憶喪失で黒の騎士団に残ったまま。絶望的な状況に追い込まれたルルーシュだが、それでもナナリーの幸せな世界を作るために必死であがき、最後は世界中の憎しみを全て自分に集めた上で親友スザクに自らを殺させることで世界を変革させた。(結果的にナナリーを悲しませることにはなってるが、それでもナナリーに幸せに「生き続けて欲しい」という願いを優先したのだろう)



さて、こんなこと考えなくても「ルルーシュすげー」って思ってたんだけど、この考えを持ってますますルルーシュに惚れた!!



ここで思うのは、企業の究極目標は「起業家の願いを叶えること」だと思う。



本なんかには「社会に貢献すること」とか書いてるけど、そんなものは「理想を叶えたい←企業が存在←社会に認められる←社会の役に立つ」という形であって、究極行きつくのは間違いなく「起業家本人の願い」だ。



これを考えた際、「消費者思考」なんてのは二の次もいいところだろう。もちろんその意味で「プロダクトアウト」なんかも本質を見誤ればただの勘違いでしかない。



しかし企業の第一目標は利潤ではないと言いつつ、かたや大声で消費者の欲しいものを作れと言う。



必要条件として利益を得るために消費者思考を取り入れたラインナップも必要だが、なんでも消費者に任せたのでは何をするための起業だかわからなくなる。



ルルーシュは最後までここを見誤らなかった。ブリタニアを潰す手段として日本人を味方につけたが、ナナリーが危機と知れば迷わずその場へ急ぎ、黒の騎士団が使えなくなるやその手段をあっさり放棄し、自分の死すら計画に含めて最後まで願いのために生き続けた。これこそがギアスの呪いとも言えるが。



大衆の力を得るために活動してるのではない。そんなものは手段にすぎない。



このことは頭に刻み込んでおきたいものだ。
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